フランス・ブルゴーニュ地方を代表するワイナリーのひとつ「ルイ・ジャド(Louis Jadot)」。ワイン好きなら一度は目にしたことがある、トレードマークの「バッカス(酒神)」のラベルが特徴的なワインブランドです。
創業以来160年以上にわたり、ブルゴーニュの伝統を守りながらも、時代に合わせたワイン造りを続け、世界中で愛されるワインを生産しています。
本記事では、ルイ・ジャドの歴史やワイン造りの哲学、代表的なワインを徹底解説! 初心者でも楽しめるカジュアルなワインから、高級ワインまで幅広く展開しているので、自分にぴったりの1本を見つけるヒントにしてくださいね🍷
ルイ・ジャドとは?
創業160年以上!ブルゴーニュの名門ワイナリー
ルイ・ジャド(Maison Louis Jadot)は、1859年にルイ・アンリ・デニ・ジャド(Louis Henri Denis Jadot)によって設立されました。もともとジャド家は、ブルゴーニュの銘醸地ボーヌ(Beaune)でブドウ畑を所有しており、ブドウの栽培を行っていましたが、自らワインを生産・販売するためにワイナリーを設立。以来、160年以上にわたり、ブルゴーニュワインの伝統を受け継いでいます。
現在は、ブルゴーニュの名門コント・ラフォン(Comte Lafon)やルロワ(Leroy)と並ぶほどの知名度を誇り、フランス国内だけでなく、世界中で高い評価を得ています。
ルイ・ジャドのワインの特徴
ルイ・ジャドのワインは、ブルゴーニュ全域に渡って広範囲の畑を持ち、地域ごとのテロワールを生かしたワイン造りを行っています。
主な特徴:
✅ 「ピュアな果実味」と「テロワールを反映した味わい」を重視
✅ 白ワインはシャルドネ、赤ワインはピノ・ノワールが主体
✅ 樽の使い方が上品で、果実味とのバランスが絶妙
✅ ブルゴーニュ全域で生産しており、リーズナブルなものから高級ワインまで幅広い
特に、「ワインの個性を最大限に引き出す」ことを大切にしており、必要以上に樽を使わないナチュラルな造りが特徴。果実のフレッシュな風味を大切にしながらも、ブルゴーニュらしい複雑さとエレガンスを備えたワインを生み出しています。
ルイ・ジャドの主要な畑(テロワール)
ルイ・ジャドは、ブルゴーニュ全域にわたり、さまざまな格付けのワインを生産しています。
コート・ドール(Côte d’Or)
ブルゴーニュワインの中心地であり、グラン・クリュ(特級畑)やプルミエ・クリュ(1級畑)が集中するエリア。ルイ・ジャドもこの地域で多くの畑を所有し、高品質なワインを生産しています。
ボーヌ(Beaune)
ルイ・ジャドの本拠地であり、古くから優れた赤ワインを生産するエリア。
マコネ(Mâconnais)
ブルゴーニュの南部に位置し、コスパの良いシャルドネの白ワインが多く造られるエリア。
🍷 おすすめのルイ・ジャドのワイン5選
ルイ・ジャド ブルゴーニュ ピノ・ノワール(Louis Jadot Bourgogne Pinot Noir)
💰 価格帯:3,000円前後
✨ 特徴:ブルゴーニュらしい優雅な果実味と酸のバランスが素晴らしい一本。
ルイ・ジャド シャブリ(Louis Jadot Chablis)
💰 価格帯:3,500円前後
✨ 特徴:ミネラル感たっぷりで、フレッシュな柑橘系の香りが楽しめる。
ルイ・ジャド コルトン・シャルルマーニュ(白・グラン・クリュ)(Louis Jadot Corton-Charlemagne Grand Cru)
💰 価格帯:20,000円以上
✨ 特徴:白ワインの最高峰!リッチで奥深い味わい。
ルイ・ジャド ボーヌ 1級 クロ・デ・ウルス(赤・プルミエ・クリュ)(Louis Jadot Beaune 1er Cru Clos des Ursules)
💰 価格帯:10,000円前後
✨ 特徴:熟成ポテンシャルが高く、エレガントな果実味とスパイス感が魅力。
ルイ・ジャド プイィ・フュイッセ(白)(Louis Jadot Pouilly-Fuissé)
💰 価格帯:5,000円前後
✨ 特徴:南ブルゴーニュらしい豊かな果実味とフレッシュな酸のバランスが良い。
🎯 まとめ|ルイ・ジャドは初心者から上級者まで楽しめるワインブランド!
ルイ・ジャドは、リーズナブルなワインから最高級のグラン・クリュまで幅広く展開し、初心者でも安心して選べる信頼のブランドです。ブルゴーニュワインを知る第一歩として、ぜひ一度試してみてくださいね!😊🍷
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