ワインを楽しむ上で、ソムリエのようにスムーズに専門用語を使いこなせたら素敵ですよね。でも、「タンニン」「テロワール」「マセラシオン」…といった言葉を聞いても、何となく知っているけれど、説明しろと言われると難しい、なんてことも。
そこで今回は、ワイン初心者でもすぐに使える「基礎ワード」を厳選し、わかりやすく解説します。これを読めば、ワインを語るときの表現がワンランクアップ!お店やワイン会でも自信を持って会話ができるようになりますよ。
ワインの味わいを表す基本ワード
🍷 ボディ(Body)
ワインの重さや質感を表す言葉。「フルボディ」「ミディアムボディ」「ライトボディ」などの表現があり、アルコール度数や渋みの強さと関係します。
✅ 例文:「このカベルネ・ソーヴィニヨンはフルボディでしっかりした飲みごたえがあるね!」
🍷 タンニン(Tannin)
赤ワインに多く含まれる渋み成分。ブドウの皮や種、樽の影響でワインに深みを与えます。熟成によってまろやかになることも。
✅ 例文:「このワインはタンニンが豊富で、長期熟成に向いているね。」
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🍷 アロマ&ブーケ(Aroma & Bouquet)
ワインの香りを表す言葉。「アロマ」は若いワインのフルーティーな香り、「ブーケ」は熟成によって生まれる複雑な香りを指します。
✅ 例文:「このワインは熟成が進んで、ブーケが開いてきたね。」
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ワインの製造に関する基礎ワード
🍷 マセラシオン(Maceration)
ブドウの果皮や種を果汁と一緒に漬け込み、色や風味を引き出す工程。赤ワイン造りで重要なプロセス。
✅ 例文:「長いマセラシオンがこのワインの濃い色と深い味わいを生んでいるね。」
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🍷 バトナージュ(Bâtonnage)
発酵後、ワインをかき混ぜる技術。シュール・リー製法(澱と一緒に熟成)と組み合わせることで、コクのある味わいに。
✅ 例文:「このシャルドネはバトナージュのおかげでリッチな口当たりがあるね。」
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🍷 マロラクティック発酵(Malolactic Fermentation)
酸味の強いリンゴ酸を、まろやかな乳酸に変える発酵プロセス。特にシャルドネなどの白ワインの風味をなめらかにするのに使われる。
✅ 例文:「このワインはマロラクティック発酵のおかげで、クリーミーな味わいになっているね。」
ワインの産地・スタイルに関するワード
🍷 テロワール(Terroir)
ワインの個性を決める、土地の気候・土壌・風土の総称。フランスワインの特徴を語る際に欠かせないワード。
✅ 例文:「このワインはボルドーのテロワールをよく反映しているね。」
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🍷 キュヴェ(Cuvée)
特定のブレンドや、選ばれた樽から造られたワインを指す言葉。特別なワインやシャンパーニュでよく使われる。
✅ 例文:「このシャンパーニュはプレステージ・キュヴェだから特に品質が高いね。」
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🍷 グラン・クリュ(Grand Cru) & プルミエ・クリュ(Premier Cru)
フランスのワイン格付けのひとつ。特にブルゴーニュやシャンパーニュで使われ、高品質な畑を示す。
✅ 例文:「このワインはグラン・クリュだから、ポテンシャルがすごいね。」
まとめ|ワイン用語を覚えてスマートに楽しもう!
今回紹介したワードを覚えれば、ワインの会話がより深く楽しくなること間違いなし!レストランやワインショップで、ぜひ実際に使ってみましょう。
ワインの世界は奥深いですが、少しずつ学んでいけば、さらに魅力的に感じるはず。次回ワインを楽しむときは、ぜひ「テロワール」「マセラシオン」「ブーケ」などの言葉を意識してみてくださいね!
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